2006年06月04日
算数や数学のテストで高得点を取るには(2)
・テスト問題の配点などのしかけ
テストで自分の実力に見合った得点を獲得するには、テスト問題の配点がどうなっているかを知っておいた方がいいと思います。
これからお話しすることは、テスト問題を作る側の考え方が大きく関わってきます。
テストというものは、全体の問題数と100点満点など全部出来た時の得点、そして、50分なら50分という制限時間という要素で構成されています。
テストを受ける者はさまざま。算数・数学が得意な者もいれば、そうでない者もいます。
テストというものは点数で学力をはかるものですから、問題を作る側はたいてい、やさしい基本的な問題と少し応用をきかせた難しめの問題を用意するわけです。通常、難しめの問題は全体の2割以下でしょうか。だいたい、最後の問題で2題ぐらいだと思いますが、作る人によって異なるかもしれません。
たかが配点、されど配点
まず、配点はどのようになっているか?
これもさまざまだと思います。5点×20問=100点などどいうシンプルなものから、きちんと実力が分かるように、問題に応じて配点する場合などさまざまですが、いちばん問題となるのは、一部の子どもにしかできないような難問の配点です。
難問の配点が多い場合と少ない場合で、同じ実力で点数が変わってくるということです。たいていのテストでは、難しいからといってさほど高い配点にしていないように思います。そして、これも大ざっぱですが、6割ぐらいの問題は基本問題です。基本が理解できていればある程度得点できるように作られていると考えてまちがいありません。
出題者は、テストを受けたもの全員の平均点があまり低くならないよう、かつ、あまり高くならないよう出題するのがふつうでしょう。
出来る問題は落とさないようにしよう
まず、ありがちなことですが、最悪のケースの例を挙げておきます。
・難問の配点が少ない場合で、基本問題も単純ミスで多く落とし、難問は手をつけたがもちろんまちがえた。解けるはずのない問題に時間をかけすぎるとこうなります。思ったより点が取れなかったというケースはこれに当てはまることが多いかもしれません。
そこで、1つ実際に試してみるといいことを。
試験問題に、【問い1】5点などと親切にも配点が書かれたのがあります。模擬テストなどというやつはたいていそうです。
解く前にざっと問題用紙に目を通して自分ができそうな問題に丸をつけて、それが全部できたら何点になるかおおよその計算をしてみましょう。ふつうは6割から7割くらいあるでしょう。そして、それらの問題は解くのにそれほど時間がかからないのです。
試験の成績で高得点を取る人は、やさしい問題を速く正確に、難問を時間をかけて解いていると考えてもらってけっこうです。
裏を返せば、難問の配点が少なければ、やさしい問題を落とさない限り難問を解いた人とトータルの得点はそう変わらないということです。実力の差は得点には反映されないということですから、難問は初めから捨てて、自分のできる問題を時間をかけて確実に解く、うっかりミスをしないということです。試験終わってから、あの問題やさしかったのにまちがえちゃったという人けっこう多いですよね。
自分の実力をテストでじゅうぶん発揮できる、すなわち、出来る問題を落とさないようにしましょう。これは、ふだんの心がけと訓練でなんとかなるものです。
では、「出来る問題を落とさないようにする」にはどうすればいいか。
これは、ふだんの心がけが大事で、具体的にはノートの使い方、テストの直しのやり方なださまざまですが、別の機会に取り上げようと思います。
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