2007年05月28日
2つの数の和・差・積・商の組み合わせの問題(2)
2つの数の和・差・積・商の組み合わせの問題(2)
前回は「和と差」から2つの数を求めることを考えましたが、今回は「和と積」。
2つの数の「和と積」が分かれば、やはり2つの数を求めることが出来ます。そして、この求め方は算数というよりむしろ数学と関係が深いです。
2つの数の和と積の問題
たとえば、2つの数の「和と積」がわかっていれば、2つの数を求めることができるなんてのは、中学で因数分解を習う時に必要ですね。
☆x²+8x+15=(x+3)(x+5)なんてやつです。
この場合、和が8で、積が15の2つの数がいくらかを考えます。これを計算ではなくすぐに思い浮かべることができるように練習すると、少なくとも「因数分解」には強くなりますよ。もっとも、数学では解の公式というのがあって、因数分解出来なくても解けますけどね。
また、高校数学では、「解と係数の関係」で2つの数の「和と積」を考えます。xとyを使った対称式は「基本対称式」x+y(和)とxy(積)の2つの式で表せるなんてのもありますね。
2つの数の和と積の問題は算数♪
というわけで? 小学生の算数で考えることが出来るわけですから、チャレンジしてみてください。まあ、計算に強くなるための脳筋トレーニングとでも考えればいいんです。
小学生も対象ということで、正(プラス)の整数しかあつかいませんし、方程式による解法はなしということにします。2次方程式で解けますが、整数ならかえってめんどうな場合が多いですね。
さっそく、次のような問題を考えてみましょう。
【問題】:
☆2つの整数があって、その和は7で、その積は10です。2つの整数はそれぞれいくらですか。
まず、2つの数の積が10であることから2つの数の組み合わせを考えるのが楽です。約数の世界ですね。余談ですが、「約数」に強くなるというのは、算数・数学の計算に強くなるためにたいへん重要だと思います。
10=1×10、2×5と2とおり。(1,10)、(2,5)のうち、和が7になるのは(2,5)。よって、答えは、2と5。
少し難しいのを。
【問題】:
☆2つの整数があって、その和は27で、その積は180です。2つの整数はそれぞれいくらですか。
180=1×180、2×90、3×60、4×45、5×36、6×30、9×20、10×18、12×15。これらのうち、和が27になるのは(12,15)。
よって、答えは、12と15。
算数の約数に強くなろう!!
なんだ、めんどくさいな、と思われた方は方程式で解いてみてください。因数分解、解の公式(おっと、高校数学に行っちゃいましたね?)何でもありです。どういうことか、解いてみれば分かります。
そこで、結論。「2つの数の和と積」の世界でイメージトレーニング。約数に強くなることは、算数・数学に強くなる大事なTips!!
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