2007年06月02日

2つの数の和・差・積・商の組み合わせの問題(4)

2つの数の和・差・積・商の組み合わせの問題(4)

前回までは「和と差」「和と積」「和と商」から2つの数を求める「和と~」シリーズでしたが、今回からは「差と~」シリーズです。と言っても「差と積」と「差と商」の2つです。いや、「積と商」が残っていますが(‥;)。

「和と積」の時と同様、2つの数の「差と積」が分かれば、やはり2つの数を求めることが出来ます。算数よりむしろ数学と関係が深いのも同じで、この2つはセットで考えてください。
では、さっそく問題。

2つの数の差と積の問題

【問題】:
☆2つの整数があって、その差は10で、その積は96です。2つの整数はそれぞれいくらですか。

「和と積」の時と同様、まず、2つの数の積が96であることから2つの数の組み合わせを考えます。

96=1×96、2×48、3×32、4×24、6×16と、まだ8×12があるのですが、6×16で、16と6の差が10と分かるので8×12は書かなくてもいいですね。2つの約数の差はちぢまっていきますので。後は、かける数がかけられる数より大きくなって差はくり返し。16×6も差が10だけど、これはいらないということです。約数の組み合わせのうち、差が10になるのは(6,16)。
よって、答えは、16

。約数の求め方については、「約数の求め方を考える」をご参考に。

少し難しいのを。

【問題】:
☆2つの整数があって、その差は57で、その積は180です。2つの整数はそれぞれいくらですか。

前に取りあげた「和と積」の問題は、「その和は27で、その積は180」でした。別に手抜きしたのではなく(‥;)、比べてほしかったんですよ。
180=1×180、2×90、3×60。おっと、差が57になるで、後はやらなくておしまい。
よって、答えは、57

この問題を数学で解くと?

なぜ数学で解くか? それにはわけがあります。

1つ目は、因数分解利用。
小さい方の数をxとすると、大きい方の数はx+57(大きい方の数をx、小さい方の数をx-57としてもよい)。
x×(x+57)=180。x²+57x-180=0。

(x+60)(x-3)=0で、xは正(プラス)の数だから、x=3小さい数。3+57=60…大きい数。

この因数分解の解き方で解く場合、180=3×60であるということに気づかなければ解けませんね。180=1×180、2×90、3×60、…の世界で、算数でやるのと変わらないことやってるんですよ。

次に、やはり同じ数学で、2次方程式の解の公式で解いてみてください。ルートの中が、57²+720=3969とひじょうに大きな数になってしまいます。3969=63×63だと分かれば解けるんですが。

いかがでしょうか? 何か、算数がいちばん速く簡単に解けるような気がしませんか。この「差と積」、また「和と積」は、算数や数学でつまずかない大切な考え方というようなものではないかもしれませんが、覚えておいていいTipの1つかもしれませんね。

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投稿者 寝太郎: 2007年06月02日 08:51

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