2007年06月03日
2つの数の和・差・積・商の組み合わせの問題(5)
2つの数の和・差・積・商の組み合わせの問題(5)
「差と積」の次は、「差と商」。
「和と積」、「差と積」がちょい数学っぽかったですが、この「差と商」は、「和と商」とセットになる重要な考え方です。分配算と呼ばれる「量と割合」を線分図で考える算数の基本となる問題ですので、私立中学を受験するしないにかかわらず、小学生のうちにぜひマスターしておいてほしいと思います。
では、さっそく問題。
2つの数の差と商の問題
【問題】:
☆2つの数AとBがあって、AとBの差は36でAをBで割った商は5です。2つの数はそれぞれいくらですか。
「AをBで割った商は5」ということは、AはBの5倍ということ。「AとBの差は36」ということと「AはBの5倍」ということを線分図で表すと、次のようになります。「和と商」の問題とどこがちがうのかをよく考えてください。


この線分図で、どのようなことが分かるか?
初めてやると、線分図かいても分からないのがふつうだと思いますから、分からなくとも気にしない、気にしない(^^)。
そう?、「AとBの差36」が、5-1=4で、「Bの4倍」になっていることですね。
したがって、36÷4=9で、まず、B=9が求められます。Aは、9×5=45でも、9+36=45。
【答え】A=45、B=9
数量を割合で割る考え方
何だ、前にやった「和と商」と同じ9と45じゃあないかとお思いの方もおられるでしょうね。そう、わざと同じにしたんです。なぜ「和」の場合は「5+1=6」で割る、「差」の場合は「5-1=4」で割るのか考えてください。
分配算などの割合の問題では、線分図で数量と割合の両方が分かるところを見つけ、数量を割合で割って、もとにする量(1)を求めるという考え方なんです。これは、とても重要な考え方ですよ。
次回は、このシリーズの最後で「積と商」、そう、「積商算?」です。
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