2007年06月09日
二字熟語の暗記ゲームの勧め
覚える気あるの?
以前に、友寄英哲(ともより ひであき)さんの友寄式記憶術をご紹介させていただきました。今度は、お気軽に試せる暗記法について。
さて、子供たちが学校の宿題の漢字を書いているのを見る機会があります。漢字ノートに1つの漢字を1行に10個というやつですね。おー、熱心、感心、そこまではいいんですが、うん? ところが、先に部首だけ10個書いているのを見かけたりするんです。英語の宿題だと、英文をノートに写すのはいいんですが、目でそのまま写しているというのが目立つんですね。
漢字を10個も書くのは、覚えるためじゃなかったの?いかにもいやいや宿題やってるって感じ(‥;)。どうやら、頭の中で覚えてから写すという感覚が欠けているようです。
覚えると思い出す
英語の「remember」という単語には、「覚えている」と「思い出す」という2つの意味があるのはご存知だと思います。正確に言うと少しちがうのですが、「覚える」のと「思い出す」のはセットになった行為のような気がします。覚えていなければもちろん思い出すことは出来ないし、思い出そうという行為がなければだんだん忘れていくというイメージです。
筋肉が伸びる・縮むということでセットになっているのと似ているのではないでしょうか。でないと、「覚えることを忘れ、忘れることを覚える」という循環にはまってしまうでしょう。
暗記ゲーム
日本語には熟語というものがあって、いちばん多く使われ目にするのが二字熟語ですね。
ところが、その読みが難しい。なんせ、音読みと訓読みの組み合わせが4とおりもある。おまけに、アルファベットと違って読めなければ国語辞典も引けやしない。
子供たちは、読めなくても平気なのか? 答えはYesとも言えるし、Noとも言えるかもしれません。なぜなら、今の子供たちは、けっこう「読みに飢えている」と断言出来ます。小学生のみならず、中学生や高校生も例外ではありません。
たとえば、次のような熟語の読みゲームをやると、皆興奮して熱中します。
こんな感じでやります。人数は4人×4列で16人ぐらい。これは少なくても多くても問題ないでしょう。
まず、縦のますとますがそれぞれ10個ある表の中に二字熟語を全部で100個書いたプリントを用意して、全員に持たせる。下のはサンプルで、縦横5行、5列ですが。小学4年生では、ちょい難しめですね。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
| A | 合図 | 感覚 | 夕立 | 下山 | 下山 |
| B | 食物 | 花束 | 親身 | 丸太 | 口数 |
| C | 気長 | 大型 | 水深 | 気配 | 他言 |
| D | 街角 | 書物 | 一味 | 名札 | 大輪 |
| E | 好物 | 全治 | 初日 | 極度 | 行水 |
さて、ゲームの進め方の一例。いろんなパターンがあると思いますが。
・ある列の子供たちを前(後ろ)から順に指名して、たとえば3の列10個の二字熟語の読みを読ませる。まちがったり読めなかった時は、「読める者」と手を挙げさせて読ませる。1つでもまちがったり読めなかった者は、立ったまま。
・思い出すとは?
先ほど、子供たちが「目でそのまま写している」と書きましたが、これは単なるコピーなんですね。
「覚える」ことと「思い出す」ことの間に介在させておくといいものは何でしょう。私は、その1つに「頭の中のホワイトボード」をあげたいと思います。
たとえば、熟語の書き取りを練習する時には、紙に書きますね。と同時に、目をつぶって頭の中のホワイトボードにも書きこむんです。そして、思い出す時は再び目をつぶって頭の中のホワイトボードに書かれたものを取り出す。えっ? 何もないって?
思い出す時に、残っているようにするのが訓練なんですよ(‥;)。ちょっと強引なたとえでしたが、試験の時に頭の中のホワイトボードから引き写しても、それはとがめられるようなことではないですし。
小学生の二字熟語の読みのプリントは、以下のコーナーにあります。 小学生の漢字の読みがやさしいとは限りませんので、暗記ゲームをやってみようかと思われる方は、ご自由にダウンロードしてください。
投稿者 寝太郎 : 16:35 | コメント (0) | トラックバック(0)
2007年05月16日
国語辞典を使いこなそう
国語の学力をつけるには
「国語の学力をつけるには 」というお話しですが、私立中学に合格するための国語対策(確かに、学校ごとの対策が必須です)とか模擬テストの国語の成績を上げる対策とかいうのではなく、一般的に国語の学力向上にはどのようなものが必要か、またどのような勉強法が効果的かということで、私なりの考えを述べさせていただきます。
今回は、「国語辞典を使いこなそう」というテーマですが、主に小学生のお子さんをお持ちのお母様方向けですので、あらかじめご承知おきを。
国語辞典を引いてますか?
小学生に限った話ではないのですが、あなたのお子さんは国語辞典を引いてますか? 紙の辞書が薦めですし、紙の辞書のことをお聞きしているのですが、今はやりの電子辞書でもかまいません。
私の知る範囲でも、国語辞典を引いてる小・中・高生は少ないですね。と言うより、少なくなりましたでしょうか。これは、英語の辞典であっても例外ではありません。小学校の卒業記念に貰った英語の辞書がカバーをかぶったまま本棚の肥やしになったままというケースもよく見かけます(-_-;)。
これは一つには、今の子供たちを取り巻く環境によるものです。どのような環境なのかは説明するまでもないでしょう。
テレビやゲームに費やす時間が多くなり、本を読まなくなったとか、携帯電話による仲のよいグループでの絵文字や独得の仲間用語でのメールのやりとり、…などなど。
その結果、「読まない→引かない→知らない」という、言葉を知らないという悪循環に陥るわけです。
辞典を引く子は国語が出来る
国語の辞典を引く引かないということと、国語の学力との関係はどのようなものでしょうか。思うに、辞典を引くようになると学力は伸びます。
なぜかというと、辞典を引くという行為は、言葉の意味を知りたい気持ちの表れにほかならないからです。国語の学力というものも、つまるところ、言葉の意味を知っている=文章の意味が分かる=国語が出来る、反対に、言葉の意味を知らない=文章の意味が分からない=国語が出来ない、という単純な図式ではないかと考えます。
一度、国語が得意な子どもに辞典を引いてるかどうか聞いてみるといかがでしょう。全員とは言いませんが、引いてると答える子が圧倒的に多いのではないかと思います。それから、「辞典引くのってめんどくさくない?」と聞けば「慣れたから平気だよ」って答えが返ってくるでしょうね。
国語辞典を引くことが学力をつける根本
国語に英語に限らず、語学の勉強には辞典を引くということは絶対必要です。知らない言葉が気になる、知らない言葉を調べるという作業がないと言葉を覚えるということに無関心になっていきます。
別に知らなくても、友達どうしのコミュニケーションに差し障りはありませんから、無関心=平気なんですね。困ると意識するのは、今友達の間でホットな話題を知らない時ぐらいになってしまいます。
読めなければ国語辞典を引けない
国語の辞典は、調べる言葉の読みが分からなければ調べようがないというのが大きな特徴です。英語であれば、アルファベットの順番を知っていれば引けますが。
ですから、ある意味で「初めに読みありき」かもしれません。読めない言葉は親しい友人ではなく赤の他人で興味ないわけですね。
大ブレイクした『ハリー・ポッター』シリーズが子供たち?によく読まれるのは、ふりがなが振ってあることにもその一因があるかもしれません。
子供たちは、一般の本に出てくる言葉の読みに興味がないかと言えば、私の経験では、事実はまったく逆です。小学生の4年生くらいの生徒によく使う言葉を表の形にして熟語の読みのゲームをやると、大興奮、大爆笑の渦です。
「はい、3行目を縦に読んで。」「えーと、にくおや(肉親)」「ワーッ」てな具合です。
国語辞典の引き方を教えよう
私は、小学4年生に国語を教える時、いちばん初めに国語辞典を持ってこさせて(ほんとはお薦めの辞典で統一した方がいいんですが)辞典の引き方の練習をさせます。
辞典というのは子供たちにとって初めは親しみのあるものではなく、けっこう引くのが難しいんですよ。ですから、引き方を教える必要があるんですね。大人の常識で考えてはいけません。
慣れると辞典を引くのが速くなることから分かるように、辞典引きゲームは「だれがいちばん先に引けたか」というゲームとしては最適の素材です。
ゲームをやらせる時のコツは、子供たちにとって親しみのある言葉を調べさせることですね。熱狂して引くのに夢中になること請け合いです。
それと、その言葉のページにたどり着けた子どもに、その言葉の意味を音読させることです。
説明の言葉の方が難しく、読めないし意味も分からないこともあるかもしれませんが、音読して理解しようとする習慣性をつけることに意義があると思ってください。それから、その言葉を使った用例文は是非読ませましょう。
国語に限らず、語学の勉強は「初めに意味ありき」ではないと思います。
初めはぼんやりしててはっきり見えていなかった文章の光景が、日々だんだんはっきり見えてくる、ピントが合ってくるということでしょうか。言葉というものは、単独で意味を持つというより、他の言葉との関係で意味づけられるものだからです。
子どもに辞典の引き方を教えるのは、ご家庭のお母様方にも可能です。是非とも、辞典を引くことが楽しいんだと気持ちを植えつけてあげてくださいね。
以下は、私のお薦めの国語辞典です。いずれも大型判と小型版があります。値段は大型判が少し高くなりますが、小学生が使いやすい大型判がお薦めです。
投稿者 寝太郎 : 16:17 | コメント (0) | トラックバック(0)
2007年05月14日
国語のテストを考える(2)
国語の学力=得点?採点基準篇のまとめ
前回は、同じ内容の答案であっても採点基準のさじ加減で、得点が変わってくる。国語のテストにつきものの漢字の採点基準、長文読解問題の抜き出し問題と数十字程度でまとめさせる問題の採点基準に大きく得点が左右されるという話でした。国語のテストは他の科目では考えられない不確定要因があるということを、「採点基準」という観点から説明いたしました。
国語のテストの簡単な作り方
国語のテストといってもピンからキリまであります。それは作成する側の意識の問題です。端的に作成時間に表れます。たとえば、短時間で国語の問題を作れるかどうかと問われれば、それは可能です。
一般的な入試問題や模擬テストを受けられた経験がおありの方はごぞんじだと思いますが、国語の問題は数ページにわたっていちばん分厚いですね。長文問題が2題前後あるからです。
読解問題を作成する立場からは、文章が長いほど問題作成が楽なんですね。問題文が2ページ限定とかの制約上、文章の一部をカットするとかの事情がなければ、問題を作る文の一部をコピーします。そのコピーした文面をつらつら眺めて、ここは白抜き(抜き出し問題)、こことここは白抜き(接続詞を記号選択で入れさせる)、ここは指示語(こそあど言葉)で文中の言葉を使ってまとめさせる、ここはこの主人公のどのような気持ちを表しているかを30字程度でまとめさせる、…。
てな感じで、あっという間に10題くらい作れます。問題文は原稿用紙に書かなくても、赤ボールペンでここは白抜き(抜き出し問題)とか、波線を引いて、「1~~~~~~~~」などと指示すればいいわけです。
後は設問を別の用紙に書きこんでいきます。解答用紙は問題作成者は関わらないのが普通だと思います。
ほんとは難しい国語のテスト作成
「国語のテストの簡単な作り方」というお話しでしたが、これでも印刷すれば一応かっこうは整うんですね。
じゃあ、国語のテストを作るのは簡単かというと、ほんとはいろんな教科の中でもいちばん難しいと思います。何だ、矛盾しているじゃないかとお思いかもしれませんが、難しいというのは「きちんとしたものを作ろうと思えば」ということです。私の経験では、算数・数学の問題を作るより10倍手間がかかります。時間がかかるだけではなく、精神的にきつい作業になります。
さて、「きちんとしたもの」とは、何でしょう。
問題文は長ければいいってもんじゃない
皆さん、たとえば、私立中学の入試問題の国語、ご覧になられたことおありでしょうか。とにかく、正に「長文」が多いですね。これを50分とかの限られた時間内に解かなければなりません。
問題となるのは、この文章を読むだけでもたいへんな労力と時間が必要だということです。場合によっては、読むのに時間を費やし、問題を解く時間がなかったりします。一度、時間を計って解いてご覧になれば、実感として分かるでしょう。これが、大人ではなく小学生に課せられているのです。
国語の問題は、長い文ほど作りやすいというのは事実ですが、もっと短い文で読解問題を作り、読解力を試すテストが作れないのでしょうか。
答えはYes(作れる)です。ただし、短くなればなるほど、作成作業は困難になります。まず、問題を作成できる適当な文章を見つける作業が格段に時間を必要とするようになります。そして、文が短くなればなるほど、適切なレベルの問いを必要な数だけ作るのは困難になります。
生徒の側にとって、長文問題で得点出来るようになるには、読解力以前に「長文速読」のトレーニングとその問いを早く出せるようなテクニックが必要になってくるというわけですね。
だれでも同じ答えになる国語の設問って?
実は、この「だれでも同じ答えになる国語の設問」というのが、国語のテストが他の教科と異なる最大の問題点ではないかとか考えます。
国語のテストは、だいたい1人の作成者で作られるのではないでしょうか。算数などでは、各人バラバラに持ち寄った異なる単元の問題を1つのテストとして組み合わせたとしても問題ないでしょうが、国語の場合は、作成者の設問スタイルが人によって大きく異なる場合が多いですので、設問全体のバランスをとるのが難しくなってくるからです。
さて、国語の設問では、答えを確定させやすい設問と答えを確定させにくい設問があります。
前者は、「熟語の書き取り」、「熟語の読み」、「慣用句」などの設問です。後者は、「理由や心情を書かせたりする」設問、「まぎらわしい選択肢」の中から選ばせる設問などです。
ですから、きちんとした問題を作るためには、より多くの人に解いてもらって「書かせる」、「選択する」設問を何回も手直しする必要性が出てきます。人によって、1つの文章を読んでその内容の解釈は様々です。特に、物語文、詩などではその差は著しいものとなります。極論すれば、正しい答えなんてあるのか?ということに行きついてしまいます。
より多くの人のチェックが入ったテストは、完全とは言えないまでもより国語の客観的な学力を公平に測れるものに近づきます。見かけは同じような設問でも、そういうプロセスが少ないテストでは、下手すると、間違っている答えの方が正解よりいいんでは?なんて場合もありえます。
では、国語でよい得点を取るにはどうすれば?
「国語でよい得点を取るにはどうすれば?」ということですが、ここで前回と今回の話で、国語のテストの避けられない問題点をまとめてみます。
国語はだれしも納得できる設問を作りにくい科目であり、と同時に、公平な学力を測れる採点基準が作りにくい学科である。
このことも踏まえて、実際の入試問題で学力に見合った得点をゲット出来る方法を考えてみる必要があるのではないでしょうか。
その具体的な方法については、また別の機会にでも記したいと思います。
投稿者 寝太郎 : 09:10 | コメント (0) | トラックバック(0)
2007年05月11日
国語のテストを考える(1)
国語の学力を向上させる方法は?
国語の学力の伸びが今一つ、国語でよい点数が取れない、国語の勉強方法が分からないとお困りの保護者の方、いや、じっさいに塾を営んでおられる方からもそのような声をよく耳にします。
こういった悩みに対して、ずばりこの方法で勉強をすればいいという回答は、種々さまざまでややもすれば抽象的になりがちです。
ある方法でうまくいったとかうまくいかなかったというのは個人差がありますし、じっさいにやってみると、どのようにやればいいのか具体性に欠けてピンとこない場合が多いからです。
また、この参考書と問題集を使えば間違いないという断言調のアドバイスも一見具体的なように思えます。でも、この薬、この健康食品がこの病気によく効くというのと似たようなものかもしれません。確かに効く人には効くし、効かない人には効かない、少し宣伝の臭いがする場合もありますね。
私も、こういう勉強をすればいいのではないかというような考えを持ち合わせていますが、ずばりこれだというような単純なものではないかもしれません。
それは他の機会にゆずって、今回から何回かに分けて、別の観点から国語の学力とはどういうものかを考えてみたいと思います。
国語の学力は点数にどのように反映されるか
国語の成績が伸び悩むとお嘆きでも、それは返ってきた答案の点数を前提にしています。ですから、個人の国語の学力が点数にどのように反映されるのかというからくり?をある程度知っておかれると、具体的な対策も立てやすくなるかもしれません。
第1回は、国語のテストの採点はどのように行われるのかというテーマを取り上げます。受験される方の国語の点数は、あるいはあなたのお子さんの点数はだいたいこのように決まるというお話です。
実施する側の事情によってテストの内容が変わる
国語の答案を具体的にどのように採点するのか説明しますが、その前に、国語のテスト問題をそれを実施する側の事情に合わせて分類してみましょう。
1・書かせる問いが少なく、選択問題が多いテスト
長文の読解問題で、二十字以内で書けといった字数制限つきの書かせる問いが少なく、また、あったとしても採点するさいに途中点がなく、ほとんど○か×といったテスト問題です。複数の人間や機械が採点したり、採点作業時間の短縮を意図しています。
いわゆる業者テストの模擬テストにはこれが多いような気がします。また、大学入試のセンター試験のマークシートも、万単位の志望者が受験する大企業のふるい落としのためのペーパーテストも、この種のテストと言えるでしょう。
2・書かせる問いが多く、選択問題が少ないテスト
長文の読解問題で、「主人公のその時の気持ちを百字程度でまとめよ」といった問いが数題あります。学校でのテストや最近の入学試験の問題に多いですね。
国語の作文能力やまとめる力を知りたいという趣旨の問いです。
まあ、作る側からすれば、作るのは簡単、採点は難しい問いです。答案数が少なく、採点を1人でやれば公平な採点も可能かもしれません。
ただし、入学試験の答案などは本人に返ってきませんので、どのような採点なのかはブラックボックスです。
3・書かせる問いといっても本文中からの抜き出しが多く、選択問題もあって、生徒の国語の力を知るのにバランスのとれたテスト
「抜き出し問題」というのは、きちんと答えが確定する(受験者が正しい答えを書ける)問いを作るという意味ではさほど作成が簡単ではありません。
文中のある部分(接続詞などの数字程度の言葉から、20字程度の一つながりの言葉)を□で伏せ、そこにはいる適当な言葉を同じ文中から見つけさせる問いです。
採点が楽かというと、それは○か×にした時で、途中点を挙げてきちんと採点するとなるとけっこうたいへんです。
選択問題も正解が丸見えという安直な選択肢でない問題を作るとなると、書かせる問いよりきつい場合があります。
最近の入試傾向を取り入れて、数十字で書かせる問いも1,2題あります。途中点もあげるとなると、かなり採点基準作りと採点が大変なテストです。
このような問題を作っている模擬テスト業者は、正直少ないと思います。
同じ国語の学力でも採点方法で点数が変わる
国語のテスト問題の性質と傾向について長々と書きましたが、国語のテストは、こういった背景も得点を決める1つの要因だということをあらかじめ知っておいていただきたかったからです。
では、例を挙げて考えてみましょう。
たとえば、数十字で書かせる問いの配点が10点だとしましょう。模擬テストでこれを段階的に「マイナス2点」とか「マイナス5点」とか採点基準を作るのは、無理な部分がありますし、時間がかかり過ぎて、事実上、10点か0点かのいずれかになります。その場合、答案の内容が3点ぐらいのはばであっても、できた子とそうでない子との差は10点になってしまうということです。他の教科では考えれないことです。
また、選択問題が多い場合、内容が理解できていなくてもまぐれで合う場合もありますし、選択肢の内容によっては、国語の力があっても深読みし過ぎてまちがえるケースも珍しくないんです。
ここだけの話ですが、国語の問題作成に長く関わり、選択問題でもかなり時間と神経を使って作成したつもり(もちろん、複数の人に解いてもらって同じ答えが出るように調整します)でも、数年前に自分が作った国語の問題をいざ解いてみると、どれが答えか迷うこともあるんですよ(‥;)。
まぁ、「国語の学力=得点??」を決める要因の1つに、採点方法があるぐらいに心におとめおきください。
投稿者 寝太郎 : 10:37 | コメント (0) | トラックバック(0)
2006年07月18日
漢字辞典を使って漢字が書けるようになろう(2)
漢字辞典でここが便利
小学生が使う漢字辞典で、ここが便利、これは欠かせないというのはなんでしょう?
・書き順の練習が出来る…今は、正しい書き順で漢字を書ける子どもが少なくなったように思います。書いてしまえばいっしょと言えばそれまでですが、新しい漢字を覚える時には、まず書き順を覚える習慣をつけましょう。その方が漢字そのものも覚えやすくなると思います。毎回ちがう書き方をしていると、無意識化されませんので覚えにくくなります。
・学習する漢字のまちがえやすいポイントを分かりやすく(漫画などで)押さえてある…おもしろおかしく説明してあると、忘れにくいものです。
・習う漢字を使った熟語の用例がある…用例というのは、文単位である方がいいです。たとえば、
「故国日本」よりは「五年ぶりに、おじは故国(生まれた国)日本へ帰ってきた。」の方が生きた用例です。
これは国語に限らず、辞典というものは文単位の用例があって初めて生きた言葉になります。
・辞典で覚え、同時にじっさいに書いて練習できる…辞典というのは、目で覚えるものです。初めて覚える漢字は、同時に手を動かして練習することが不可欠です。ですから、辞典とドリルがいっしょになったものがお薦めというわけです。また、後で述べますが、習った漢字を定着させるためには少しずつテストする必要もあります。
実際に漢字辞典をどう練習させるか
まず、各学年の初めに1学年下の漢字辞典に取り組みましょう。これがいちばん無理のない学習法だと考えます。
たとえば、4年生になったら、3年生の漢字辞典を仕上げることを考えようということです。きれいに忘れていて書けない漢字が多いと思いますよ。でも、3年生の漢字を1年かけて仕上げるという意味ではないです。3ヶ月くらいかければじゅうぶんではないでしょうか。それから、4年生の漢字に取り組みましょう。国語に限らず、英語などの語学は「1年落とし」がいちばん効果的なように思います。
次に、10個ぐらいずつ、書けるかどうかの確認テストをしましょう。各学年の配当漢字は多くても200字です。15回から20回ぐらいに分けてテストしないと、なかなか定着しませんね。
テストする時は、漢字単体ではなく「熟語」として書けるようにさせましょう。熟語の中でその漢字がどう使われるかで、漢字自体の意味をつかませるのですね。各学年に分かれた漢字ドリルでは、上の学年の漢字を使った熟語は出てきませんのでだいじょうぶです。
テストといっても、わざわざテスト用紙を作成する必要はないでしょう。もちろん、テスト用のテンプレートに当たるものをこしらえるとなおいいですが。計算用紙でもじゅうぶんです。
その二字熟語を使った用例の文を適当に読み上げて、その二字熟語を書かせればいいのです。ただし、二字熟語の中に同じ学年の漢字でもまだ習っていない漢字が入らないようにしてください。
このようなテスト方法は、文の中でその熟語がどう使われるのかを考えさせる効果もあります。小学生のうちは、おもしろおかしく用例を言ってあげれば喜んでやるものです(‥;)。
むろん、最後は、まちがった漢字、熟語は直しをやらせて、もう一度しっかり練習する、ですね。
上の学年の漢字も覚えてみては
「各学年の初めに1学年下の漢字辞典に取り組みましょう」と述べましたが、これはあくまで漢字に取り組む初めの導入を考えた方法であって、たとえば、4年生の漢字ドリルを終えたら、続いて5年生の漢字ドリルといったふうに先に進めてもまったく問題はありません。むしろ、興味を持つようだったら、どんどん先に進めていってください。それぞれの漢字に各学年の名札がついているわけじゃありませんよね。4年生のうちに6年までの漢字を覚えても、けっしてバチは当たりませんから。漢字に興味を持たせることがいちばん肝要と考えます。漢字や英単語なんてものは、本質的に「覚えた者勝ち」ではないでしょうか。
投稿者 寝太郎 : 09:49 | コメント (0) | トラックバック(0)
2006年07月17日
漢字と二字熟語が書けるようになろう♪
漢字を書く機会が減った時代に
小学生に「漢字をどこまで正確に書かせるか」、これがいちばんなやましく気になる問題かもしれませんね。漢字を正確に書く基準というのは、ほんと人によってさまざまです。厳しい人もいれば、甘めの人もいます。ちなみに、私は甘めの方です(‥;)。
ひと昔前とちがって、今の時代、漢字をきちんと書ける、正しい書き順で書けるなんて子どもはほんとめずらしいって気がします。まあ、人のこと言えたぎりじゃありませんが。でも、教えるという立場上、すべての書き順を覚え直しましたけども。そりゃ、たいへんでした。一度身についたものを矯正するわけですからね。
今の時代、携帯でメールを打ち、パソコンでキーボード入力の機会が多くなって、手紙を書くとか紙に文章を書きつづるということが少なくなりましたね。漢字や熟語もIMEが自動で漢字変換してくれますからね。
ある女子高生は、紙に文字を書くより、キーボードでブログ書いてる方がイメージが湧いて楽しいと言ってました。子供たちが漢字を書いているのを見ていると、一つの漢字を右から左に書いてる子もいましたね。
漢字をどこまで正確に?
確かに、ひと昔前漢字をきちんと書くという基準は厳しかったように思います。
たとえば、「ふるとり」という「つくり」(「集」から「木」を取った上の部首)など、画数が合っていても書き方が悪いと×にされるケースもあったんですよ。
でも、今の子どもに同じ基準を当てはめるとどうなるでしょうか?百聞は一見に如かず。小学生の国語の問題で漢字の書き取りはつきものなんですが、じっさい子供の答案を見て、採点の基準を厳しくすると全部ばつなんてケースも珍しくありません。ばつにしちゃうと完全に学習意欲が失せるでしょうね。
漢字を正確に書く基準については私は甘いほうだと先に述べました。でも、ある程度最低限の基準は必要だと思いますので、かんたんに触(ふ)れておきます。
・正しい漢字と画数が異なるものは、いかなる場合も×
・正しい漢字と画数が合っていても、異なる漢字に見えるものは×。
【例】「力」と「刀」、「未」と「末」。
これが長年子供たちの答案を見てきた私の考える最低限の基準です。あとはご自由にどうぞ。
漢字の書き順はしっかりと
ただし、書き順はきちんと書くよう心がける方がいいですね。少なくとも、同じ漢字を毎回好きなところから書くようだと、それは「漢字のお絵かき」になっちゃて、覚えるのに不利だと思います。漢字のリファレンスを作るのが目的ではありませんので、ここでは書き順に触(ふ)れませんが、初めて習う漢字は、まず書き順を覚えることをお勧(すす)めします。
英単語を覚えて書く場合でも、左から右に書きますよね。ある意味で、覚えるということは無意識化してできるようにするということではないでしょうか。漢字を書く場合も毎回書きやすいところから書いていると反復訓練になりませんので覚えにくくなると思います。漢字は確かに「表意文字」ですが、文を書いている場合はイメージとしてとらえているわけではありません。「顔文字」ではありませんからね。
漢字はできるだけ覚えやすい(忘れにくい)方法で書けるようにしておきましょう。でないと、書く時にどう書くんだっけかなと思った時、きちんと辞典なりで確認するかしないかが一つの分かれ道ですね。いったん、まあいいやと許しちゃうと歯止めがきかなくなり、ずるずると誤字を書いても平気になっちゃいます。習慣性になるということですね。そして、「覚えることを忘れ、忘れることを覚え」という悪循環に陥る危険性も大です。
漢字が書けるようになった後は?
せっかく漢字が書けるようになっても、その場限りだとすぐ忘れてしまいますね。そこで、次の段階は、一学年分の習った漢字を使った熟語の反復訓練です。漢字だけ単体で書いてもあまり意味はないと考えます。
漢字が書けるようになると、「反復訓練」につかう教材は基本的に何でもいいと思います。市販の漢字ドリル等、何でも。
私の場合は、自分で作ったプリントで練習させました。参考:「・二字熟語の読み書き…基本を身につけよう」と「・二字熟語の読み…読めるようになろう!」
「新しい漢字を習う」と「二字熟語が読めるようになる」と「二字熟語が書けるようになる」とこの3つを連動させて、「熟語の読み書き」そのものの基本的な感覚を身につけてもらおうというわけです。
投稿者 寝太郎 : 09:53 | コメント (0) | トラックバック(0)
2006年06月28日
漢字辞典を使って漢字が書けるようになろう(1)
漢字や熟語を書けるようになろう
初めにお断りです。ここで「漢字や二字熟語が書けるようになろう」というのは、小学生、特に小学4年生から6年生ぐらいの子どもを念頭に置いております。
これくらいの年令から、各学年で学習する漢字を無理なく書けるようになってほしい、でないと、中学生になって漢字が苦手ということになりかねないと思うからです。
では、それには具体的にどのような教材を使ってどのように学習していけばいいのかという、私なりの一つの提案です。長くなりそうですので、何回かに分けて書いてみます。
そのことをおふくみの上、おつき合いいただければと思います。
漢字学習は小学生のうちに
漢字は、小学生のうちにきっちり書けるようにしたいものです。小学生の学習漢字は、各学年ごとに分かれています。その分け方に疑問を持たれる方もおられるかもしれませんが、学年別に分けてある方が学習しやすいのは事実です。
中学生になると「常用漢字」ということでくくられ、漢字の練習ドリルを探しても、各学年に分かれた教材は見当たりませんね。小学生の学習漢字の場合は、書店に各学年別のドリルがたくさんあります。中学生になると、教科書によって出てくる漢字がことなりますから、その分、テスト対策がしづらくなるわけですね。漢字が苦手なまま中学生になると、漢字学習は困難になるかもしれません。
それに、漢字というのは「偏(へん)」とか「旁(つくり)」とかのパーツから構成されており、そのパーツの大部分は小学生の学習漢字にあります。ですから、小学生の学習漢字がしっかり書ければ、中学生になってもだいじょうぶだということになります。
また、中学生になると各教科別に異なる先生に習い、その分、学習の負担が大きくなりますので漢字学習に費やす時間を持つ余裕がなくなるかもしれません。
どのような教材が必要か?
言葉の意味を調べることに重点を置く国語辞典の重要性についてのはまた別の機会にゆずりたいと思います。ここでは漢字学習について。
漢字が書けるようになるためには、国語辞典とは別に「漢字辞典」が欠かせないと思います。「漢字辞典」といっても、小学生が使うものですから、むろん小学生用ですね。ずっと後まで使える一般的なものといった発想はやめたほうがいいかもしれません。小学生にとっては、親しみやすく、使いやすいといったことが前提条件だと思います。
そして、「各学年に分かれた漢字辞典」がベストだと思います。どの学年の子供でも初めて自分の学年の漢字を学習する時に抵抗がなく親しみやすいと思います。
そして、ある学年でその学年の漢字辞典を使い倒す(いろいろ書きこんだり大事なところは線を引いたり)というのがいいとおもいます。つまり、小学4年生ならば「小学4年生の学習漢字を載せた漢字辞典」をきれいに使おうというのではなく徹底的に使いこなし、漢字辞典とはどういうものかということを感覚的に身につけるということでしょうか。
小学生ですので、親しめる絵入りの辞典がいいでしょうね。
いいものはいろいろあると思いますが、私のお薦めは、辞典とドリルがいっしょになった、以下でご紹介するものです。じっさいに長年使用してきたもので、小学生でも無理なく親しんで学習できます。
また、漢字をパソコンで学習できるソフトもあります。
「タブレットPCに対応した小学生向けの学習ソフト『書いて覚える! 小学国語漢字ドリル辞典』」
投稿者 寝太郎 : 18:57 | コメント (0) | トラックバック(1)
2006年06月27日
受験で国語対策をどう考えるか
・国語が出来るとか出来ないとか
「あの子は国語が出来る」とか「ぼくは、国語が苦手だ」とか、よく言いますね。何気なくこういうもの言いをするわけですが、「国語の学力・成績」とは何か、また、受験で国語の占める位置、どう取り組めばいいか、ということを少し考えてみたいと思います。
国語が他の科目とちがうのは
まず、次のような現実?があります。
・受験レベルで考えた場合、国語の出来る生徒は、特に国語を教えなくても、成績は落ちないし、ある程度の成績を維持し続ける。
・逆に、国語が不得手な生徒に文章の読解力をつけようと時間をかけて教えても、数学や理科とちがってさほど学力の向上に結びつかない。
・数学と理科の得意な子は、ある程度まで、テクニックで特定の分野の読解力をつけさせ、成績をアップさせることが出来る。
つまり、国語というのは、ある程度まで個人の持ち点がある。また、まんべんなく不得手な教科が多い場合は、国語以前の文章の読み取りの力が弱いということになり、別の対策が必要になる。
国語が出来るかどうかを知るのは簡単です。文章を音読させて横でそれを聞いていればすぐ判断できます。漢字や熟語を読みこなせるか、言葉の意味を知っているか、文の構造や文脈をつかんでいるか、文章を読み慣れているか、大げさに言えば、そのすべてが分かるでしょう。
端的に言えば、「国語が出来る」生徒は、読書習慣がある、あるいはほかのメディアであっても、言葉に対して常に関心を持って意識し続けていると言えるのかもしれません。
別によく勉強しているかどうかの問題ではなく、日常生活における積み重ねですので、その差は大きく広がり、短期間でそのギャップを埋めるのは困難な学科であるということです。
ですから、これは言うまでもないわけですが、いろいろな文章に親しませ、その内容を理解しようと努力する習慣をつけさせることがいちばん大切です。その際、最初のうちは文章を音読させて、あらゆる面でそのおかしなところを修整していくという手助けが必要になるかもしれません。読解力をつけさせるいちばん基礎になるトレーニングになるかと思います。
受験での国語の位置づけ
受験というのは、ふつう、複数科目の合計点で合否が決まります。したがって、点数で大きく差がつきやすい科目で出来るところを落とさない、確実に得点するというのが、合格のための大きな鍵となります。具体的にいうと、算数・数学と理科の計算などで得点出来るようにしておくということでしょうか。
これらが苦手だからといって、早めの対策を講じないで暗記物の社会などで得点しようとしても、うまくいかない場合が多いです。
じゃあ、国語はどうするの?ということになりますが、基本的に、各人それぞれの「国語の持ち点」というものがあって、短期間の学習でその差を埋めるのはいかんともしがたいという側面があるということかもしれません。
ただし、国語を捨てろなどと言っているわけではありません。受験をうまく乗り切るには各科目の優先順位があるということです。
自分が今持っている国語の持ち点に、短期間で可能な得点アップにはどのような学習をすればいいかに頭を切りかえることも必要ではないかということですね。
たとえば、書き取り(国語のテストにはつきものですね)、重要な慣用句を覚える(これも国語には出題されやすい)などなどです。
あくまで私見ですが、結論めいたことを言えば、一般的に「国語」の学力アップには、早くからの対策が必要になるということでしょうか。「鉄は熱いうちに打て」とも言いますから。
投稿者 寝太郎 : 10:32 | コメント (0) | トラックバック(0)
2006年06月03日
国語が出来る出来ないとか?
国語の学力って?
よく国語が出来るとか出来ないとか言いますね。
でも、一般的には「出来るとか出来ないとか」とか、一言でくくれるようなことではありません。本を読むか読まないか一つをとっても、小説や詩が好きな人、科学的な話題の本を好む人など千差万別です。また、言葉をよく知っているといっても同じようなことが言えます。ですから、これはふだんはあまり気にかけないですむことかもしれません。
国語の成績を意識するのは?
ところが、学校でのテストや入学試験などでは、国語の学力を点数で評価します。いやでも、私はオレは何点と決められてしまい、自分の国語の学力はこうなんだなと意識してしまうんですね。
けれども、今は小学生のうちは、読み書きの能力としての国語力をあまり意識しないでいい時代になっているかもしれません。が、一般的な公立中学校の進学では、総合選抜の入学試験があります。ですから、中学3年生になって、内申書の評価点として意識する、そして、最後は、高校の総合選抜試験の本番テストで、過去問をやってみて、古典がわからない、漢字が書けない、詩が理解できない、どうしようというケースが多いのではないでしょうか。
私立中学受験となると
しかし、私立中学受験という目的で各科目を学習していると、いやでも国語の出来不出来を意識せざるを得なくなる場合があります。たとえば、小学4、5年生で、算数と理科はいいけど、国語が今ひとつだめだなぁ、なんて悩むわけです。
これは、塾内での本格的なテストによる順位付け、志望校合格に向けての模擬テストの結果がいやでも点数として評価されるからですね。そして、最後は志望校の入学試験の国語の問題にどれくらい点数が取れるかという大きな課題をつきつけられるわけです。
これはある意味でスポーツの世界と似ていると思います。スポーツでも趣味で楽しんでやるだけという場合と、試合で勝つために練習するというのは根本的にその基本姿勢が異なるのではないでしょうか。
受験というものは、良くも悪くも「勝ち負け=プロ」の世界です。それがいいか悪いかは別として。なぜなら、合格・不合格という二者択一しかないからですね。よく報道などで目にしますが、勝てば歓びをかみしめ、負ければ涙する、そういう世界なのです。きつい言葉になりますが、結果がすべてという、おままごとではない非情な世界なのかもしれません。
さらにきつい言い方になりますが、あまり勉強していなくて(本人は勉強しているつもりかもしれませんが、合格できるための勉強の質と量は個人差があります)合格圏内にない学校のテストに落ちた場合も同様です。
本人にとっては、受験というものが初めての体験で、親しい友人どうしで合格した者とそうでない者とがはっきり分かれるという現実にショックを受けるのだろうと思います。
国語の学力アップを考えよう
少し話がそれましたが、他の教科と同様、国語も点数で評価されるわけで、テストや入試などではその対策が必要です。ただ、その対策は、他の教科と同じようにはあつかえません。
短期間の勉強で劇的に成績が上がるということはありません。いちばん大切なのは、早めの手当が肝要ということでしょう。
どういう時期にどのようなことをやればいいのかを、これから考えていきたいと思います。
投稿者 寝太郎 : 16:17 | コメント (0) | トラックバック(0)
初めに・国語の学習を考える
国語の学習を考える
「うちの子は国語」が苦手で、どうしたらできるようになるのだろうか、とお悩みのご父兄の方は多いようです。当の本人はあまり気にしていないケースも多々見受けられますが…。
また、受験に限って言えば、どの教科も同じように勉強しているけれども、国語だけ、今一つ成績が伸びなやんでいるというとこともよくあることです。
国語の学習方法というのは、他の教科と勝手がちがうなというのは、特に私学受験などの、実力が即点数に表れるという、建前ではなく、本音の世界、勝ち負けの現場では切実なものなのですね。
事実、国語に限っては、私もいろいろな方からどのような勉強をすれば、あるいはさせればいいのかという質問をいただくこともあります。
そこで「、国語の学習を考える」という、国語に特化したコーナーをもうけて、進学・受験に限らず、「国語力とは何か」、「国語力を伸ばすにはどのような方法があるのか」といったことを、皆様といっしょに考えてまいりたいと思います。
このコーナーで述べますのは、あくまで私個人のささやかな指導経験からのものです。ただし、現場を離れたこうすればいいという理屈っぽいことなどより、あくまで実践的な話題を中心に取り上げます。
また、私個人の考えなどたかがしれてますので、国語の学力向上に役立ちそうな有益なサイトを見つけしだい、どんどんご紹介させていただきます。
と同時に、お薦めのよい参考書や問題集(に限りませんが)がありましたら、こちらも、どの点がいいのかのコメントをつけてご紹介させていただく予定です。
原則として、今まで使って役に立ったもの、書店で直接内容を吟味したものをと思っておりますので、いっぺんにまとめては無理かもしれません。逐次追加して行くことになるかと思います。申し訳ありません。 国語学習の一助になれば、幸いです。
投稿者 寝太郎 : 16:13 | コメント (0) | トラックバック(0)



