1・数と計算…暗算で脳筋力トレーニングを
2_暗算練習・目次
- ・その1_ 暗算練習をやろう!…4年
- ・その2_ 足し算の暗算_1 …4年
- ・その3_ 引き算の暗算_1 …4年
- ・その4_ 足算の暗算_2 …4年
- ・その5_ 引き算の暗算_2 …4年
- ・その6_ かけ算の暗算_1…4年
- ・その7_ 割り算の暗算_1…4年
- ・その8_ かけ算の暗算_2…4年
- ・その9_ 割り算の暗算_2…4年
- ・その10_ かけ算のくふうと暗算…4年
- ・その11_ 割り算のくふうと暗算
- ・ その12・かけ算・割り算のくふうと暗算…4年
暗算練習の効能
式を書くの?書かないの?
足し算、引き算、かけ算、わり算の計算を問題集やドリルでやる機会はたくさんありますよね。でも、そういった計算をいちいち全部書いてやってはいませんか? ああ、しんどい、ばかばかしいと思ったことはありませんか?
いや、先生に問題は全部式を書いてやりなさい、宿題はノートに式を書いて提出しなさいと言われましたから、きちんと式を書いてますよ、って人も多いでしょうねぇ。
でも、それはケースバイケースだと思います。応用問題などは式を書いた方がいいに決まってます。
また、たとえば、中学・高校でやる「式の展開」と「因数分解」では、「因数分解」の方は式を書かないでやるのは無理でしょう。
でも、「式の展開」などは、できるだけ暗算でやった方がいいですよ。
何てったって、「式の展開」はただぶっこわすだけ(くふうしてぶっこわせるのもありますけどね)ですから、あまり頭使う必要ありません。極端な話、答えだけ頭の中で出せればいいんです。
ところが、「因数分解」となると、今度はぶっ壊したやつを元に戻して組み立てるわけですから思考力がいります。式を書きながらやらないと無理でしょうね。
それに、夏休みの宿題を8月の終わりになって一生懸命数学の答えを一生懸命丸写ししているケースなどもよく見かけますよね。式を書かせるのは、その予防策?という意味もあるのかも。
ただし、たとえ単なる計算であっても、式を書かせて横で見ていると、どこでつまずいているのかがたちどころにわかるというメリットがあるのは事実です。
だれしも高校数学という長い道のりを避けて通ることはできません。やたらに式が長くなり、全部書いていると収拾がつかなくなることだってあります。
暗算できるところは暗算で、省略できるところは省略する。自分が何をやっているのかというポイントを押さえるという発想で式を書くことをお勧めします。
暗算練習は、脳を活性化させる
暗算練習のお勧めです。
ここで再び、わざわざ声を大にして?暗算をおすすめするのには、わけがあります。
それは、計算を一から十まで筆算の式で書いているとおもしろくありませんでしょ。おもしろいよという人は、後は読みとばしてください。
何かなぁと感じがちになるのは、機械的にやっているので刺激(しげき)がないからだと思います。言ってみれば、自分の脳が退屈(たいくつ)しているんですね。
計算するときに暗算で出来るところは暗算でやるよう心がければ、算数や数学をやるときに多少気分的に楽になります。というよりも、算数の学力向上に効果ばつぐんの脳の筋力トレーニングでもあると思います。
国語や英語などの「暗記」が必要な学科では、「覚える力」と「思い出す力」がセットになって機能し、それが脳の活性化につながるように、算数・数学では、「暗算」が、「集中する力」、「組み立てる力」とセットになって機能し、それが脳の活性化につながるように思います。
暗算と逆算の練習を
いっぱんに、何の学習でも2つのことがらをセットにしてやると、学習効率が上がる場合が多いと思います。
たとえば、英語の単語を覚える時でも(国語でも)、ある単語と反対語をセットで覚えると覚えやすい場合がありますね。
算数でも同じだと考えます。
暗算以外に、「逆算」とか「虫食い計算」などもそうですね。一方通行ではなく、往復する感覚があるのではないでしょうか。山に登る時と下る時は、同じ道でも、周りの景色が変わって見えるもんです。
また、腕の筋肉であっても、縮む筋肉と伸びる筋肉がセットになって機能します。上半身だけ鍛えると、「どうする〜♪」なんてことに(‥;)。下半身をおろそかにしてはいけませんね。
暗算練習を考えるときにも、「足し算と引き算」、「かけ算とわり算」の2つの組に分けてそれぞれセットにしてやると、より効果的だと思います。