2・単位と単位量…時間と時刻の計算で単位に強くなろう
2_時間の計算・Top
- ・その1_時間の単位の足し算…4年
- ・その2_時間の単位の引き算…4年
- ・その3_時刻の考え方…4年
- ・その4_時刻の計算…4年
- ・その5_時間のかけ算・1…4年
- ・その6_時間のかけ算・2…4年
- ・その7_時間のかけ算・3…4年
- ・その8_時間のかけ算・4…4年
- ・その9_時間の割算・1…4年
・時間と時刻の計算で単位に強くなろう
時間の計算はなぜ重要か
「長さ・重さ・かさ」の3つの基本的な単位をあつかいました。
今度は「時間」と「時刻」、そして、「時間の計算」。
「時間」の単位の考え方と計算は「長さ・重さ・かさ」の単位とは、決定的にことなるところがあります。
それは、十進数の単位系ではなく、1時間=60分、1分=60秒、そして、1日=24時間という単位系です。1時間が10分で1分が100秒なんていうのなら、かんたんなんですけどね。
でも、時間の単位とその計算は、身近にあるわりには、少し複雑になると苦手だというケースが目立ちます。算数・数学では、速さの理解は必要不可欠です。速さを理解するには、時間の単位の変換と計算は避けてとおれません。「時間」の計算がわかってないと、「速さ」の計算でつまずきます。
しかも、整数計算のみならず、時間を分数や小数であつかわなければならないケースも多くあります。
そこで、「速さ」をきちんと理解できるようにするためにも、整数だけの時間の計算に慣れておきましょう。「時間の単位と計算」は、それこそ時間をかけて習得しないと身につかないかもしれませんね。
時間の計算は算数・数学の総合力を培う
「時間の計算」は、ただ計算に強くなるというレベルにとどまりません。次のような利点があります。
・思考力と集中力を養う
時間・分・秒をそれぞれ個別にあつかって計算し、大きな単位と小さな単位の変換も意識せざるをえません。いくつかの作業を頭の中で併行してやらねばなりませんので、思考力と集中力を養う。
・分配法則の感覚を自然に身につける
たとえば、「3時間10分×4」などという計算は、「(3時間+10分)×4=3時間×4+10分×4」で、このような計算に慣れ親しむことになります。
・ブロックの感覚を養う
「ブロックの感覚」というのはさまざまなとらえ方がありますが、ここでは「その7・時間のかけ算」もその1つだということにとどめておきます。
なお、いちばん大事な「ブロックの感覚」は、いわゆる「置きかえ」というやつですね。( )で式を囲まなくとも計算式の一部を1つとしてとらえる感覚です。
中学、特に高校の数学ではこのような「置きかえ」の感覚なしでは話になりませんね。