2・単位と単位量…速さ・時間・道のりの関係・速さを求める
3_速さの基本的な考え方・その4
・その4_ 速さを求めよう…6年
「速さ・時間・道のりの関係」から、いずれか2つから残りの1つを求める第3弾。こんどは「速さを求める」。
「速さ」を最後にしたのにはわけがあります。「速さ」というのは、「道のり」や「時間」とちがって「単位当たりの量」です。単位のつけかたに注意が必要。
・かかる時間は、道のりを速さで割って求める。
・その4_速さを求めよう…6年
速さを考える時の3つの量の関係。最後は、速さを求める。
やはり学校までの問題。行きはフーフー、帰りはスイスイの登山コースだよ♪
「家から1200mのところに学校があります。ある日、通学にかかる時間を計ると、行きはフーフーで40分、帰りはスイスイで15分でした。行きと帰りの速さはそれぞれ分速何mですか。
これも「道のりを考える時、どのようにして求めたか?」をもとにして考えよう。また同じやつだけど、この数と式をモデルにして考えて、数の部分だけ変えてみるといい。
1分間に100mずつ歩けば、4分間でどれだけ歩くかは、「道のり=速さ×かかる時間」で、分速100m×4分=400mだったよね。
こんどは、「分速□m×4分=400m」で、□を求める。分速□mの□は、400m÷4分で求めることができる。
1200÷40=30で、分速30m…行き。
1200÷15=80で、分速80m…帰りき。
ここで、求める答えに「速さという単位あたりの量」が出てくる。
速さは、「100m」なんて書いちゃだめ。これだと、どれだけの時間で100m進んだかわからないから、たんなる「道のり」だよ。
必ず、速さは「分速100m」とか「毎分100m」とか書くきまりになってるからね。
・速さ=道のり÷かかった時間
例によって、さっそく練習!
・例題:その4_速さを求めよう
次の□にあてはまる数を書き入れなさい。
(1) 935mの道のりを歩くのに11分かかりました。1分間に何mずつ歩きましたか。
(2) 分速□mで12分間に歩く道のりは900mです。
(3) 家から学校まで毎分□mで歩くと17分かかりました。家から学校までは1360mあります。
(4) 分速□mで25分間で走る道のりは4Kmです。
(5) 分速□Kmで14分間に進む道のりは8400mです。
道のりをかかった時間で割る場合はそのまま割れるけど、割って出た速さは、道のりの単位とかかった時間の単位をそのまま使って表わされたものになるから、注意しようね。
たとえば、400mを10分で割ると、速さは分速40m、4Kmを10分で割ると、速さは分速0.4Kmになるよ。
(1) 935÷11=85(m)ずつ…1分間。
(2) 900÷12=75(m)…分速。
(3) 1360÷17=80(m)…分速。
(4) 計算しやすくためと、「分速□m」と速さを「m」で表さないといけないので、先に道のりの「4Km」を「4000m」に直しておいてから計算するといい。
4000÷25=160(m)…分速。
(5) 速さを「分速□Km」と「Km」の単位を使っていることに注意する。
8400÷14=600は、分速600mを表しているから、これを。「分速□Km」に直さなければならない。
これが、慣れないうちは考えにくいかな。次のページでまたくわしくやろう。ここでは、「分速600m」と「分速0.6Km」は同じ速さだということを頭の中に入れておこうね。分速0.6Km。
■練習問題 ■ その4_・速さを求めよう 【答え】
次の□にあてはまる数を書き入れなさい。
(1) 960mの道のりを歩くのに16分かかりました。1分間に何mずつ歩きましたか。
(2) 分速□mで13分間に歩く道のりは1105mです。
(3) 家から学校まで毎分□mで歩くと19分かかりました。家から学校までは1330mあります。
(4) 分速□mで15分間で走る道のりは2.7Kmです。
(5) 分速□Kmで18分間に進む道のりは14400mです。
速さを考える上で必要な、「道のり」、「速さ」「時間」の3つの量の関係は次のようになる。整数の世界で自分の覚えやすいモデルを作って、しっかり頭の中に入れておこう。
・かかる時間=道のり÷速さ
・速さ=道のり÷かかる時間
■練習問題 ■ ・ その4_・速さを求めよう・ 【答え】
(1)1分間に60mずつ (2)85 (3)70 (4)180 (5)0.8