5・割合…割合の考え方と表し方・百分率で表す
1・割合の表し方の基本_その17
・その17_割合・百分率(3)・百分率で表す…5年
「百分率で表す」は、小数倍でいうところの「割合」を求めることですね。計算方法や考え方は小数倍とまったく同じだと考えていただいてけっこうですね。基本は、小数倍×100=百分率(%)で、できるだけ整数で表現したいということです。
・その17_割合・百分率(3)・百分率で表す…5年
小数倍と百分率・百分率で表す
百分率で比べる量の求め方に続いて、今度は、具体的な問題で「割合を百分率で表す」を考えてみましょう。
ここは、小数倍で割合を表すことが出来れば、さほど難しくはないですね。「小数倍×100=百分率=整数%」でおしまい。ただし、ここでも百分率特有の注意点はいくつかありますが。
参考:「・その13_割合・小数倍の考え方(3)・割合」。
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・例題:その17_割合・百分率(3)・百分率で表す
次の問いに答えなさい。
ある学年全体の人数は200人で、そのうち120人が男子だそうです。
(1) 男子の人数は学年全体の人数の何%ですか。また、女子の人数は学年全体の人数の何%ですか。
(2) 女子の人数は男子の人数の何%ですか。四捨五入で整数の位までのがい数にしなさい。
(3) 男子の人数は女子の人数より何%多いですか。
百分率で表すの公式? 小数倍でも百分率でも式や考え方は同じです。
百分率(小数を100倍する)=比べる量÷もとにする量
1=100%、0.1=10%、0.01=1%、0.001=0.1%
図解するほどでもありませんので、前回の図を参考に自分で線分図をかいてみてくださいね。
参考:「その16_割合・百分率(2)・比べる量の求め方」。
(1) 学年全体の人数がもとにする量で、男子の人数が比べる量であることをつかもう。もとにする量を100%=1と考える。
120÷200=0.6で、男子の人数は学年全体の人数の0.6倍。0.6×100=60%。
※どっちみち100をかけるのだから、120×100÷200=60と計算すると小数計算を避(さ)けることが出来ますが、ここではあつかいません。
解法1:今度は、学年全体の人数がもとにする量で、女子の人数が比べる量。まずは、考えやすい方法で。お薦(すす)めというわけではありません。慣れれば後の方でやりましょう。
200−120=80(人)…女子。80÷200=0.4で、女子の人数は学年全体の人数の0.4倍。0.4×100=40%。
解法2:男子の人数は学年全体の人数の60%であることを利用する。男子と女子合わせて全体(100%)。100−60=40で、40%。
(2) 男子の人数がもとにする量で、女子の人数が比べる量であることをつかもう。
80÷120=0.666…と、割り切れないからがい数にするパターン。「四捨五入で整数の位までのがい数に」とあるのは、求めるのが%であるから、%の小数第1位を四捨五入、すなわち、小数計算では小数第3位まで求め、小数第3位を四捨五入することを理解しよう。したがって、約67%。
(3) 「何%ですか」ではなく「何%多いですか」の意味をしっかりつかもう。(2)の逆。女子の人数がもとにする量で、男子が女子より多い人数が比べる量になる。これも2通りの解法を。やはり、解法2の考え方はとても大切です。
解法1:先に多い人数を求める。
120−80=40(人)…男子が女子より多い人数。40÷80=0.5。0.5×100=50で、50%多い。
解法2:先に割合を求める。
120÷80=1.5、1.5=150%。男子は女子の1.5倍(150%)。1.5−1=0.5(150%−100%=50%)。50%多い
もとにする量が同じ場合、割合どうし足し算・引き算ができる。
■練習問題 ■ ・その17_割合・百分率(3)・百分率で表す ・【答え】
次の問いに答えなさい。
ある学年全体の人数は180人で、そのうち80人が女子だそうです。
(1) 女子の人数は学年全体の人数の何%ですか。また、男子の人数は学年全体の人数の何%ですか。四捨五入で整数の位までのがい数にしなさい。
(2) 男子の人数は女子の人数の何%ですか。
(3) 女子の人数は男子の人数より何%少ないですか。
■練習問題 ■ ・その17_割合・百分率(3)・百分率で表す・ 【答え】
(1)女子約44%、男子約56%(2)125% (3)20%少ない
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