8・文章題…平均の考え方
・4・平均算_目次
・その1_平均算ってなあに?
「平均」という言葉はわりとなじみぶかいと思います。
小中学生のみなさんでしたら、学校でやるテストの平均点というのを思い浮かべるかもしれませんね。
「ぼくの算数と国語のテストの2科目の平均点は85点だ(ワーイ♪)、これに理科も入れて3科目の平均点を出すと60点だ(しくしく…)なんてね。この「ぼく」が理科で何点取ったのかを求めるのも平均算ですね。よかったら計算してみてください(--;)。
あと、「平均年令」「平均寿命(じゅみょう)」だとか、いろいろ。「平均」という言葉を使っていなくても、野球の打率というのもあれは平均して出しているんですね。
また、ふだんあまり意識しないかもしれませんが、2つの数量の真ん中の数などを求める場合、平均の考え方で求めるのがいちばん早い方法です。
2つの数量を足して2で割るだけです。マイナスの数をあつかう数学でもまったく同じように計算できます。
それだけでなく、「平均算」というのは算数の文章問題を考えるうえでひじょうに大切です。中学入試で難問といわれる問題も平均の考え方を利用して解くと解きやすいものがたくさんあります。つまり、応用力を高める考え方なのね。
そこで、平均算も基本的な考え方を順を追って説明していこうと思います。
まず、平均とは?
いくつかの同じ単位の量の合計をその個数で割って、1つあたりいくらぐらいになるか計算することを「平均する」と言います。
もちろん、これだけじゃ何のことかわからないでしょうから、具体的に例を挙げて説明していきます。
差し当たって、平均算で必要な基本的な考え方は次のようなものです。
・平均=数量の合計÷個数
・数量の合計=平均×個数
・個数=数量の合計÷平均